2008-01-01から1年間の記事一覧

2008年が終わる。 遠去かる光景を眺めながら、わたしの心にはとりとめのない感慨が沸き起こっては消えていく。なのに、いつものようにひとつひとつ取り出してあれこれと言葉にすることもない。 変わるものは変わっていくし、そうでないものはそうだし、わた…

飯島愛 「あの娘はハデ好き」

飯島愛がまだ他人に尻を見せるのを仕事にしていた頃、「あの娘はハデ好き」という歌を歌っていた。こんな感じの詞だ。 毎日 朝は弱い 男にはもっと弱い 流行りモノには敏感 お勉強 トンチンカン 遊ぶだけならば都合がいいけど 親友にはなれない 彼女が笑った…

ふわわわわ。なんかもう、いろいろなものに振り回されてます。 Winkはレコ大参加の正式発表がされたし(――Yahooニュースに当サイトがリンクされていて800人くらいが数時間で一気に流れていたw)、明菜様の新譜もあした発売。もう、今日には店頭に並んでいるか…

終わったぞっっ。 五年前(――って、もう五年も前ですよ、五年もっっ)、まだまったくといってサイトに訪問者が少なく、すべてが試行錯誤だった頃に、ほとんどタグの勉強と言った感じで制作した浅川マキと加藤登紀子のディスコグラフィーに、ついに大手術のメス…

いつまでこのサイト、やっていくんだろうね、自分。もうすぐ六年ですよ、六年。 昔のテキストなんて、もう、目も当てられませんよ。ホント。 お気づきのかたも多いと思いますが、かつてアップしたテキストも、そんなこんなで「こ、このままじゃ、わたし、耐…

「王の眼」を読み終えた。

王の眼〈第4巻〉作者: 江森備,末弥純出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/12/22メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (1件) を見る エジプト神話をモチーフにしたヒロイックJUNEファンタジー、江森備「王の眼」。全四巻。読み終えた――のだ…

日本まこりん大賞 アルバム大賞

どぅるるるるる……。発表します。2008年、日本まこりん大賞 アルバム大賞はっ、手嶌葵さんの「The Rose 〜I love Cinema〜」に決定いたしました。 わーわーわー。どんどん、ぱふぱふ。おめでとう、おめでとうぅ。おめでとぉぉぉーーっ。 ――てわけ、年末なので…

最後の最後まで行くかどうか迷っていたジュリーのドームコンサート。 行ったら行ったで、感想とか、なんか、難しいなぁ、と思っていたドームコンサート。 いざ、書きはじめたら、おいおい、激アツだぜ、自分。 かなり感動的というか、自分になかにある何かが…

王の眼を読んでいる

王の眼〈第1巻〉 (文芸シリーズ)作者: 江森備,末弥純出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2001/02/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (1件) を見る 「天の華・地の風」で80年代のJUNE界を震撼させた江森備さんの「王の眼」全四…

Julie祭りの後

オワツタ。 素晴らしいライブだった。 ジュリーが東京ドームでライブするという話を最初聞いた時、デマだと思った。 しかも、六時間半のロングランと聞いて、冗談でしょ、笑った。 はっきり云って、ジュリーを舐めていたよ、わたしは。 三万人の観客を前に六…

あああ、そだ。先週開催したチャット祭り。おつきあいいただいた方、本当にありがとうございました。――って今更言うか、おい。凄く満ち足りました。自分のパーソナリティー、基本かまってちゃんなので今後もこういうことするかもですが、その時はよろしくで…

高橋鮎生(AYUO) 「Songs from a Eurasian Journey」

97年作。これは凄い。音楽による文明論、ユーラシア幻想音楽史観といってもいい力作。参加ミュージシャンは、ピーター・ハミル、デビット・ロード、EPO、上野洋子ら。 日本に現存する最古の楽譜は東大寺・正倉院に眠っている、という。そこには、中国の隋や唐…

六一〇ハップを試してみた。

「六一〇ハップの製造終了、製造元・武藤鉦製薬も会社整理へ」http://www.zakzak.co.jp/top/200811/t2008112640_all.html 今年春頃にネット上に広まり、マスコミ報道によってさらに加速した硫化水素自殺騒動。その材料のひとつとして取り上げられた入浴剤の…

はい、こんにちは。えーっと、取り急ぎ。 今日まで開催予定のチャットですが、最終日の今日は、「やおい」縛りなしでっ!!にします。入室キーワードもありません。特にテーマはナッシングでぬるめ・ゆるめに。お暇な方、参加してくださいまし。 時間はPM22:00…

稲垣潤一+中森明菜 「ドラマティック・レイン」

お久しぶりの中森さん。 年末から色々とリリースがあるようですが、その露払い的に、まず稲垣潤一のカバーデュエットアルバム「男と女」で、稲垣潤一の代表曲をデュエット。 ――ってわけですが、歌いだし、一瞬どっちの声かわからなかったぞ。 ブルージーに低…

唐突ですが、いま、猛烈にやおいぃな萌え萌え語りがしたいので、いまから三連休まででできる範囲でチャットをひらいてみます。 モー様とかかおりんとか江森とかしほみんとかサーモンとか日の出さんとか二次創作系とかやおい論とかその他諸々。やおい属性の方…

工藤静香とミポリンの全アルバムレビューアップっっ。つ、疲れたぁぁぁぁ。 10月初めの頃かな、相当前に「85年組」というくくりで書いたアルバムレビュー群を読み返して、あまりにもの雑な仕上がりに、こ、これは書き直さねば、と着手して約50日。 改めて聴…

滝沢秀明「愛・革命」

タッキーのソロでの新曲。シングル発売はしないのかなぁ。 「女と男のLOVEと書いて これを革命と読みます」 ふひゃひゃひゃひゃ。マジすか。 えーっとね、腐女子向けのゲームとかアニメとかマンガのキャラクターソングってあるじゃん。男性声優がなりきって…

小室哲哉の逮捕が報道されて以降、わたしの書いた華原朋美の「LOVE BRACE」のレビューに実に、多い時で一日に1500を越える人がアクセスしていた。 「そんなにこんなに集まるかな。うちで朋ちゃんのことなんて、これ以外特に扱っていないのに」と友人に語った…

最近は書きたい気分なので、書きます。 感想のリアクションなどの経験則から鑑みるに「女性ボーカル」で「アイドル的」で「全盛期は80年代」な歌手のファンがうちのサイトをみているらしく、まあ、わたしもそのあたりがツボなのは確かなんだけれども、その枠…

わーい。12/23の由貴ちゃんのライブと、谷山+手嶌のライブのチケット取っちゃったっ。 一日でライブを二ヶ所回るなんて、はじめてかも。 でも、新橋〜みなとみらいのぎりぎりの移動、大丈夫かなぁ。浜離宮朝日ホールって絶妙に不便な場所なんだよなぁ、ルー…

大根の葉

暦の上では冬になって、大根が美味しい季節になったが、はたして今年も「大根の葉」問題にわたしは立ち向かわなければならない。 大根の葉、あなたは食べます? わたしはもりもり食べるのである。 味噌汁に入れたり、菜飯にしたり、胡麻と一緒に炒ったり、お…

泰葉「TRANSIT」

現在ワイドショーを中心に話題沸騰中の泰葉のファーストアルバム。81年作。小ヒットしたデビュー曲「フライデイ・チャイナタウン」収録。全作曲は泰葉、作詞は荒木とよひさと山尾潤子、編曲は井上鑑、若草恵、矢野立美+泰葉で分担、――という布陣。 いわゆる…

華原朋美の周りでなにか事件があがると物凄い勢いで訪問者が増える当サイトです。いま朋ちゃんは一般人なんだし、みんなそっとしといてあげようよぅ。まあ、コムコムの著作権やるやる詐欺に吃驚したのはわたしもなんですが。 とかなんとか、そんな世話話は置…

やる夫で学んだ

「やる夫で学ぶ」シリーズが面白い。 2chのアスキーアートキャラ・やる夫の解説によって色々な歴史・経済・科学・文化などなどが学べる、というシリーズなんだけれども、わかりやすく、かつ、ポイントを抑えた説明で、小難しいことやよくわからないことがす…

Winkした

TSUKASAさんは今でもこのサイト見てるかなぁ? かつて、TSUKASAさんとともに「Winkの全シングルを語る」という対談を企画して、これが意外にも、物凄い好評を持って受けいれられた。「Winkのファンになりました、CD買いました」といってくれた人がほんとに多…

服を捨てる

着道楽というわけでもないけれども、成人するとさして体形が変わるわけではなく、とはいえなんとなく立ち寄った店で安かったから気に入ったからなどと衣服なんぞを買っていくわけで、とはいえ、服を着潰す、というのはなかなか難しいわけで。 案外、靴は履き…

テレビが壊れた

テレビが壊れたので、買い換えた。随分と画像と音がよくなった。これは、いい。 というわけで、いつもなら音楽を流すところ、テレビをつけたままで作業しようと思ったのだが、どうも按配がよくない。 なにがよくないって、流れてくる内容がよくない。 素姓の…

返歌する

先日、いつも拝見している庄内拓明さんのサイト「知のバーリトゥード」のキリ番を踏んで、和歌をもらった。こういう風流な事を慣わしにしているのである。 まことにも 凛と更けゆく 秋の夜に 名こそ記さめ いそよろづとて すぐにわかる思うけれども、折句に…

芋炊きの季節

重信川から見る月は、今年も美しいだろうか。 四国の愛媛には、秋に「芋炊き」がある。 宵から夜更けにかけて河川敷に集まって、里芋や鶏肉や白菜の入った鍋を囲む――という、つまりは花見の秋版といったもので、西日本では愛媛だけの文化なのであるが、東北…