2010-06-09から1日間の記事一覧

松田聖子「ガラスの林檎」

80年代の松田聖子の歌のよさというのは、明朗で健全そうな表層の内部に麻薬のような危険なあやかし、業を秘めた血の気配があって、それが常にほのかに漂うところなのだと思う。 それは彼女の歌唱表現に宿っているのはもちろん、大村雅朗や松任谷正隆のアレン…