2006-01-01から1年間の記事一覧

こんばんは。風街詩民のまこりんです。 ただいま PM 7:00 コーヒーを飲みながらレコード大賞を見つつ、これを書いております。 2006年年末。皆様はいかがお過ごしでしょうか。 今月も、また今年のいつものごとく更新が少なく、しょうもないネタをたんまり溜…

長山洋子 「オンディーヌ」

いまや、中堅演歌歌手として磐石な地位を築いている彼女のユーロ・アイドル時代のアルバム。 87年8月リリース。 荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」のブレイクの方程式をそのまんま援用して、「ヴィーナス」でようやくブレイクした彼女だけれども、その次の…

12月22日!! 思わず日付に吃驚する。 もう一年が終わる。 不意に今年をふりかえり、今年も何もなかったことに愕然とする。 「こんなことをしている場合じゃない」 近頃よくそんなひとりごとをくちにするようになった。 こんなこと、ではなく、もっと確かな…

Yellow Generation 「CAPE DIEM」

先日、解散が発表されたYellow Generationの02年12月発売のファーストアルバム。おちまさとプロデュース。わざわざジャケット帯に「全曲詞先 言葉責め」とコピーが入っている。 詞をメインに据えてるってことをアピールしているんだろうけれど、なんっつーか…

ただいま。 ……といって次の言葉が出ず、ぼーっとYoutubeを小一時間ほどうろうろ。 はっ、今の俺は無気力なダメ人間だっっ。 つか、もう、なんか疲れた。祖父の葬式。 いろいろ思うことはあったのだけれども、まぁ、書くのは落ち着いてからにしよ。 しかし、…

だぁらっっ、やおい萌え話だらだら語りたいっちゅーーのっっ。 と、いま、それを必死になって書いてる旨を知り合いに告げたところ、 「でもさ、このサイトのやおい需要って、低くね?」 と、ばっさり斬られる。 ああ、それ、言いますか、言っちゃいますかっ…

◆ 中村中 「私の中の『いい女』」 前作「友達の詩」がスマッシュヒットとなった彼女のシングル。 ってか、なんですかこのひしゃげたユーミンみたいな声は。ぜんぜん声違うやん。同姓同名の別人かよっ、と、驚き調べたら、さらに驚愕。 え ? 彼女は彼女じゃ…

もう12月だって、聞いてないよぉー―っっ。 思わずダチョウ倶楽部でこんばんは。 振り返るに、今年はなんだかばたばたしてしまって、サイト更新が少なくって、いやはや、書こうと思っているネタ、書いている途中のネタはいっぱいあるのになぁ、なんでこうな…

中島みゆき 「ララバイSINGER」

ララバイSINGERアーティスト: 中島みゆき,瀬尾一三,中村哲,小林信吾,弦一徹出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ発売日: 2006/11/22メディア: CD購入: 1人 クリック: 78回この商品を含むブログ (101件) を見る 10代の頃、熱狂的なファ…

A列車で行こう The 21th Century パーフェクトセット

きしゃーーーっっ。 忙しいときに限ってなんで、余計なことやってるかなぁっっ。 ゲームとか今している場合じゃないだろっっ。 A列車で行こう The 21st Century パーフェクトセット 価格改定版出版社/メーカー: サイバーフロント発売日: 2005/12/22メディア:…

浅川マキを聞く。 今がマキを聞くのにいちばんいい季節だ。 「こぼれる黄金の砂」や「アンダーグラウド」など、アバンギャルドな80年代のアルバムもいいし、声の衰えを意識しながらそれを逆手に取ったルージーさが決まっている90年代の「闇の中に置き去りに…

◆ 吾妻ひでお「便利屋みみちゃん」 「失踪日記」でなぜか再ブレイクしてしまった吾妻先生。久々のギャグ新刊。アル中復帰後、再ブレイク前夜の同人誌とか出しながら細々やっていた頃の作品が中心。って、あれれれ。これ、フツーに面白くない? 「もう、ギャ…

やおい漫画色々感想。 ◆ 小笠原宇紀 「Nightmare Fortress 〜魔神の城塞〜」 エロエロやおいファンタジー。やおいフルスロットル。 「平和なリゾート地、ベルナー公国の王室警護隊に所属するフリッツは幼い頃の記憶がない。そして保護者であり、上司でもある…

越美晴 「ゴールデン☆ベスト」

コシミハルでなく、越美晴のベスト。78年のデビュー曲「ラブステップ」から、細野晴臣と出会いテクノ耽美路線を敷く以前の音源を集めたもの。 越美晴時代の音源は一度も聞いたことがなかったのだけれども、はぁ、こういうコトなさっていたのですか。ほとんど…

MINAKO with WILDCATS 「WILDCATS」

ラ・ムー取り上げたならこっちも取り上げなきゃなんめーべ。というわけで、MINAKO with WILDCATSのファーストアルバム。88年8月リリース。 こちらも意外や意外フツー、というか、もしかして良作? アルバムに統一感がある。全曲の作詞を松本隆が担当している…

ラ・ム― 「 Thanks Giving 」

菊池桃子率いる伝説のバンド?ラ・ム―、唯一のアルバム。88年9月リリース。 謎の黒人コーラスやら、特撮戦隊モノのようなコスチャームやら、菊池桃子のぎこちないダンスやら、ニューエイジ風の妖しげなジャケットやら、売野雅勇のペンによるヘンテコな詞や…

文章を書くのが、つらいなぁ、と思うときがある。 はっきりいって、わたしの文章は下手だ。 下手すぎて、いらいらすることが何度もある。 頭の中にあるイメージを表す語彙が出てこない、なんてことはざらだ。 流れる水のようにさらさらと言葉が出てくればい…

「オトスタツ」 「もじぴったん 」

◆ 「オトスタツ」 パズルゲーム。死ぬほどむずい。 数学的直観力がない人間には、おそらく楽しむ前に挫折してしまうゲーム。 パッとランダムに並べられている数字を見た瞬間に計算できてしまうような能力がないと無理。「ぷよぷよ」とか「テトリス」のような…

待ち合わせの時間まで余裕があったので、久しぶりに"東池袋乙女ロード"に訪れる。 いまから7、8年前、まだ大学生だった頃はよくここに通っていた。その頃は、アニメ・漫画系の店舗は少なく、特に女性向に特化している雰囲気もなかったし、人の流れも特に感じ…

高井麻巳子 「Message」

88年6月リリースの高井麻巳子のラストアルバム。 アルバムリリースの前月に高井は秋元康と電撃結婚・引退。このアルバムのプロモーションはほとんど行われなかったと記憶している。 歌唱力はまったく向上していないにもかかわらず、表現力だけはしっかり向…

「松田優作 1978〜1987」

YUSAKU MATSUDA(1978?1987アーティスト: 松田優作出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 1997/02/21メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る 死後に発売された彼の唯一のベストアルバム。 松田優作は、歌の上手い歌手と…

仕事中に、唐突に短編小説のプロットがひらめいた。 冒頭の一説から、しめの言葉まで、パッとでてきた。 うちに帰ってきて、それをパソコンでまとめる。 思いついてからまとめるまでのタイムラグで、いろいろと細かいディテールは抜け落ちてしまったんだけれ…

松本隆の「風待茶房」をうろうろしていると、中森明菜の「落花流水」に関するテキストを見つける。 http://www.kazemachi.com/cafe05/kisetsu/kisetsu_main_004.htm 「落花流水」がクミコの作品に近い位置というのが、一瞬、え、という感じ。ちょっと意外だ…

たんなる偶然なのか、それともなんらかのブレイクポイントがあったのか、近頃、やたらサイトに対するメールを頂くことが多い。 好意的な感想がほとんどでありがたく読ませて頂いているのだが、批判的な内容のものや、なぜわたし宛なのだろう、というよくわか…

続いてhisuiさんとのお話。 中島梓さんの自身のサイトの日記での「1兆ってどれくらい? 1兆は10億? それとも10000億? 広辞苑ひらいてもよくわかんね―よ」という発言 ( かなり意訳 ) に眩暈を感じ、これじゃ本物の、素の、100%ピュアまじりっけなしのお馬鹿…

と、いうわけで、前回は吉川×ヒムロックやおい話をしたわけだが、そしたら読者の方から「その昔、わたしは布袋×ヒムロック派でした」とのメール。 や、やはり……。 やおい界の広さは少女の煩悩の広さと同じ、広大にして無限であることよ。良くも悪くもしみじ…

ぬはははは。無茶だ。 若き日の吉川とヒムロックが、腐女子にサービスしております。 http://www.youtube.com/watch?v=qBBNpdDri-c&mode=related&search= てか、これ、明らかにまったく需要のないところに供給しているだろ。 こんなことやっても、吉川×ヒム…

 『夢恋人』  藤村美樹

83年リリース。キャンディーズのミキのソロ復帰アルバム。 細野晴臣、高橋幸宏、白井良明などYMO・ムーンライダース系の強力バックアップによるテクノポップアルバムとなっている。 ――が、全体を通しての印象は、わりと散漫。 各曲粒ぞろいなんだけれども、…

八神純子 「BEST OF ME」

ヤマハ時代の全シングルを収録したベストアルバム。ヤマハ時代のものはいろいろベスト盤が出ている彼女だけれども、これが一番コンパクトかつヤマハ時代の彼女のエッセンスがつまったものか、と。 そけにしても八神純子、ハンパなく歌が上手い。惚れます。た…

 「oh ♪ dolly 25 」

「ベストヒットTV」を潰して生まれた藤井隆の新番組。なんか妙におされな歌番組だな、おい。 びっくりするほどシンプルなセットだけれどもセンスのよさでフォロー。普通ならカメラを切り替えたり、編集するところ――トークから歌への部分とか、をあえて編集せ…