えぇい、未熟者め

4本のテキストを挙げて後、今これを書いている。
末日までに何本かテキストを挙げると公言したのを守るためにも、なんとか無理繰りで仕上げたという感が否めないが、しかたない。
まだまだ修行が足りないことを痛感する。
ひとつひとつを丁寧にもっと推敲を重ねて、時間と心を砕いて書きたいとも思うのだが、気持ちばかりが急いて、思うようにいかない。
上っ面をなで上げるようなものでなく、情念のかかったもっと深甚たる文章、心に深く落ちるような文章が書きたい。つまらぬ小状況ばかりを追うような雑多な文ばかりでなく、もっと本質的で、不易で、欠けたるものがないような、そういう文章が書きたい。そうしみじみ感じずにはいられない。
これができないという私は、要は今の私には時間的にも内面的にも余裕が全然ないわけなのだ。
未熟だなぁ。もっと大人になりたい。―――と、かように今日もまた、ひとり反省会である。