野村誠一―南野陽子コンビ

「ものしり1夜づけ」

今回のテーマは「悪女」。「悪女は時代を牽引するいい女」という主旨である。

写真家の野村誠一が出るということだったので、ナンノの話題出るかな、と思ってみていたらビンゴ。
野村誠一の写真撮影の現場に全身豹柄で濃い目メイクのナンノ登場。南野陽子野村誠一の選ぶ芸能界一の悪女なんだって。
(―――そういえば澤井信一郎南野陽子のことを松坂慶子以来の華のあるヴァンプを演じられる女優だ、と昔いってたなぁ。)

「当時は色々喧嘩したよな」と野村の言葉に「あれは愛の意見交換です」と即座に返すナンノ。このシーンだけで二人が打てば鳴る当意即妙の関係だということはわかる。
デジカメのモニターに映った姿に「年取ったね〜」と笑いあう二人の姿は、確かに二人とも相応の年を重ねたものの、「パンドラの恋人」のジャケット撮影でその場で出来あがったポラを見て「この写真がいい」などと言い合っていた様子(「ナンノクラブ」に収録)とあまりわからない。野村誠一南野陽子コンビはやっぱりはお互いにとって1番いい相性だったと思う。篠山紀信山口百恵コンビ、塚田和徳―中森明菜コンビなどと共にわたしのなかではゴールデンコンビなのだ。


あ、そうそう。最近アップした南野陽子河合奈保子のさくさくレビュー。他のと同じように10点満点で採点しました。点数って意味ないかも、と思ってなんとなく今回は見送ろうかと思ったけれども、改めて見直してみてやっぱりフォーマットは守るべきか、と気持ちが変わったので、はい。