業務連絡。

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◆ 宇多田ヒカル「Be My Last」

本格欧米デビューを目指したアーティストは日本での人気が急下降するの法則(ex. ピンクレディー松田聖子、ドリカム、クボジャー、etc)通りにチャートでの存在感は以前ほどの圧倒的ではなくなってしまった宇多田先生ですが、もともとがとんでもない位置にいたわけで、売上が下がったといっても、今回もらくらくチャート1位だそうで。楽曲も「いつもの宇多田」という感じで、新鮮さはないものの、いつもの感情のこみ上げて涙が零れ落ちる直前のようなスリリングな声で「Be My Last」て訴えかけられたら、そりゃ、お父さん思わず、CD買っちゃうよ、と。このほとばしる哀愁とカタストロフ寸前のようなギリギリ感を失わない限り、もう、なに歌っても認めちゃうよ、と。

それにしても、おかっぱでアイメーク濃い目な宇多田様は、なんとゆーか、ほとんど藤圭子で、もうこれ「夢は夜開く」を歌うしかないかもしらんね、という感じで、新曲の歌謡感高めの哀愁路線ともあいまって、結局彼女もドメスティックな、J-POP的な方向に収束してしまうんだなぁ、という感慨を持ちつつも、ともあれこの曲を認めてしまう自分がいます。もしかしてこういう反応って、ただのファン?