夏なんです。ぎんぎんぎらぎらの夏なんです。ということで、はっぴぃえんどの松本隆です。嘘。まこりんです。

夏に暑っ苦しいボーカルモノなんて聴いてらンねぇーよ、ということで、近頃のデッキのCDトレイに乗るものはインストゥルメンタルばかり。
加古隆のピアノのアルバム「ノルウェーの森」とか、Mark Goldenburgの「夢の扉」「鞄を持った男」、つのだたかしの「静かな音楽」、箏座、SENS、G-Clef溝口肇、このあたり。
特にお気に入りなのが、菅野よう子大島ミチルの自作ベスト。
彼女らはアニメやゲーム、ドラマの劇伴やCM音楽ばかりで個人名義のアルバムがほとんどなく、また彼女らが参加しているアニメなどのサントラをそのまま流したりすると、途中で声優の歌う微妙なアニソンやらCDドラマとか始まっちゃったりして、気分壊れるというのもあって、自分の手元にある盤からお気に入りをセレクションしたものを1枚CD-Rに焼いてそれを愛聴しているのだ。
菅野よう子は主に「信長の野望」や「大航海時代」など光栄のシミュレーションゲームのサントラから、大島ミチルは「風の大陸」や「クリスタニア」などのアニメ系のものから。
どれも私好みの民族音楽色の強いものばかりを選りすぐり。いやぁ、涼しげでいい感じ。

と、いうのはいいとして、だ。
そろそろこのお2人さん、自身の名前名義の作品集を作る気はないのでしょうか。
作曲家としてはそこそこビックネームにもなりましたし、コンピレーションの「feel」「image」、また溝口肇やSENSのベスト盤の成功があったように、インストモノもやり方次第では商業ベースに乗る状況になってきたわけですし、そろそろ考えてほしいよなぁ、というのが正直な私の意見。
ひとまずコンセプト別の自選ベストなんてのを2、3枚ほしいぁ、と。
いや、まあ、こうやってせこせこと集めて選んで自分好みにCDを焼くという作業も楽しいですけれどね。