チェッカーズ

元・チェッカーズのクロベーの死去とそれによって噴出した元メンバー内でいまでも続く確執がワイドショーで話題となっているようだが、特にチェッカーズのファンではない私だが―――とはいえシングルの半数はソラで歌える自信がある、この話はさすがに聞いて悲しくなってしまった。

タカモクの暴露本に関しては以前日記(2003.07.09)でいちびったように、「タカモク、お前は馬鹿か」の一言なのだが、それを遺恨に他のメンバーが彼(と彼と一緒にチェッカーズ時代のプロダクションに居残った鶴久)をファンや関係者を集めた「偲ぶ会」でハブにするとうのはあまりにも、子供じみている。
村八分」っつっても葬式と火事は別だろうが。
どんな諍いであろうと、故人の前ではひとまず矛をおさめるというのが大人の常識というもの。
タカモクもタカモクだが他のメンバーもどっこいどっこいだ。
大人になりきれないメンバー達のせいで、クロベ―の死は軽く扱われ、チェッカーズの記憶は泥にまみれたように私は思う。
それにしてもこういうトラブルを仕切れる度量の深い奴がメンバーには居ないのか。

そんななか、無駄なとばっちりを受けた鶴久が一番可哀想に見えた。―――とはいえ「僕が暴露本書いたんじゃないんですよ」と言うのはちょっとアレだが。しかし、彼の「人の死より大きい確執ってあるんですか」という言葉は今回の騒動で一番重かった。ホントそう思うよ。