調べモノでいろんなサイトをうろうろしている時、妙に気持ち悪い長文を見つけてしまい、この気持ちわるさはなんだとそのサイトの他のページに飛んでみたら、ロリゲーやショタマンガをいくつもいくつもいくつも紹介していて、なるほどこの人はキモオタさんかと納得したまこりんは果たしてキモオタさんか、否か。

キモオタさんといえば、大塚英志の「おたくの精神史 1980年代論」という本の裏表紙に彼の写真があったのだが、典型的キモオタさん的ビジュアルでびっくりした。
デブで眼鏡で、脂っぽい汚そうな髪を中分けにしてえへへへと歯を見せて半笑いという写真。なぜ編集さんはこんなキモイ写真をセレクトしたんだ。
タイトルといい、この写真といい、いわゆる「狙い」なのだろうけれど、一般のユーザーさんはどん引きすると思いますが……。
あ、本に関しては「1980年代論」という副題に偽りなしで、文句なしの良書。
24年組もエロ劇画もコミケもDCブランドもUWFも角川商法も岡田有希子もアダルトビデオも岡崎京子ニューアカデミズムもフェミニズムも危険な話も湾岸戦争エヴァンゲリオンも、とにかくなんでも入ってて、80年代という文脈で綺麗にまとまっている。サブカル批評をお勉強するなら入り口としてちょうどいいかな。



書上奈朋子さんの新作「Psalm 詩編」のジャケットが早速自身のサイトにアップされておりまして、イヤッッ、す、素敵過ぎです。

http://www.music-vantec.com/kakiage/

冬の森、青い豪華なドレスで枯葉を褥に死体のようにたらッッと横たわっているカキアゲ様ッ、妖しすぎます。貴族的で頽廃的でまこりんのツボ押しまくりですぅ。
各曲のタイトルもいい感じで、否応なく高まる期待。楽しみだなぁ――っ。