あまり触れてほしくないことを今日もいけずうずうしく書いてしまえ。あんなこともこんなこともあることないこと書いてしまえ。こにゃにゃちは。まこりんでおま。

いつも気になっているんだけれどさぁ。他人様のサイトとか、まぁ、拝見するじゃないですか。でもって、わりとちょくちょくお目にかかるブクマなんかに入れちゃってるサイトなんかになっちゃうと、BBSなんかもつい見たりなんかしちゃうじゃないですか。
て、みると、けっこうな確率で「お前、誰?」といいたくなるような人が常駐してたりするわけじゃないですか。

管理人でないのになぜか仕切ってたり、やたら馴れ馴れしかったり、偉そうだったり、日記のようにほぼ毎日書きこんでいたり、自分の意見垂れ流ししていたり、という。
「あれ、この人は管理人さんの身内かなにかなのかな」などと初見はかるーく鮮やかにスルーしたりして。
で、しばらくたって、ログを見たりなんかすると、モノの見事に管理人と喧嘩になって消えたり。あるいはある程度管理人さんと自分が親しくなって、「あの人って昔からの友達かなにかですか?」なんてもののついでのフリをして尋ねて、「いや、全然」と聞いてのけぞったリ。
しかも「まぁ、ちょっとまいっちゃうなぁ、とは思うんだけれども悪気がないから。注意もしづらいしさ」なんて愚痴なんざきかれるともう気分は「なんじゃそりゃ―――」by松田優作なわけで。


まあ、サイトってのは、思いのほか不特定多数の方にさらされるモノですから、人気のあるしっかりした作りのサイトであるほどいろんな人を引きつけ、結果管理人にとって招かれざるユーザーってもちゃっかり増えていくわけで、まあ、そんなものなのでしょうが。それよりなにより不思議なのが、管理人さんの多くが「なんだかなぁ、と思いつつも案外そのことがいえない」ってこと。
結構「まあ、悪気ないしそこまで迷惑じゃないし」というところで「表面上は」結構それなりに相手しちゃったりして、ストレスを自分に向けちゃったりしてるみたいなのね。
でまあ、そのまま管理人が軽いストレス感を請け負ってそれで物事上手く運んじゃっているだけで終わればいいんだけれども、そうした目に見えぬお目こぼしに大抵当の相手は気づかず、「あ、このラインは大丈夫ならここまでいっても大丈夫かな」とどんどん領海侵犯していくのね。で、ついに管理人的に「もうだめだ」というラインに踏みこむ、と。
この時点でようやく怒りを表面化する管理人が実に多いように思える。


もう、今まで「穏便に」モードだったのが一転、いきなり不動明王のように背中に炎をしょって怒りまくる怒りまくる。
前後見境なく、怒る。きっかけになった出来事以上に、怒る。
結果、管理人は自分の不様さを他のユーザーに晒す引き換えに、そのユーザーは退散することに成功するわけだけれども、ともあれ、管理人、ユーザー共にこれほど惨めな顛末もないわけで。なんでこういうことが掲示板上である程度日常のものとなっているのかなぁ、と大変わたしは不思議なのですよ。

だいたいこの喧嘩は「なんで迷惑だって思っていることに気づいてないんだ、ここまで我慢しているのに。ここまでつきあってやっているのに。耐えに耐え忍びにしのんでいるのに、なぜ」という管理人の立場もわかるっちゃわかるけれども、迷惑ユーザーの視点からいえば「なんで昨日まではオッケーだったのに今日はダメなのさ」というのはあると思うのね。

結論からいえば、悪気のない傍迷惑なユーザーは「察する」ってことが根本的に不得手なんだから「爆発する前に、早く云えよ」ってことなのですが。って、なんか関係ないこといっているなぁ。


そうそう、そんな迷惑ユーザーがなぜかうちのサイトの掲示板には居ついてないなぁ。うちのサイトのユーザーはお行儀がよくって素敵だなぁ。というおべんちゃらを書こうとしたんだ。
まあ、私自身「迷惑」とまでは思わなくっても「ちょっと違和感を感じるなぁ」って思えるような書きこみがあった時は、その場その場でその違和感をそのまま素直に折りこんでレスしているので余計なストレスをためていないし、そこで流れをある程度軌道修正しているっていうのもあるけれども、それにしても穏やかに掲示板が流れていって、評判いいです。わたし的に。うちのユーザー、ブラボー。この調子で今後もお願いします。