昨日TBSでやった「昭和〜平成にっぽん歌謡50年全史」が思ったよりも全然よくって嬉しい誤算だった。
過去のVTRと歌唱披露の交互というナツメロ番組の基本パターンだったが、過去のVTRは「お約束のいつもの」でなくはじめてみるような珍しいものがいっぱいあったし、演出もプレーンで落ちついていて安心して見れたし、それぞれの歌のジャンルの括り方も決して悪くなかったし、歌手もこの時代でこの歌手なら納得という範囲ギリギリで揃えていたと思う。
平成に入ってからのゾーンが断然薄かったが、この番組が「歌謡」と謳っている以上仕方なかろう。タイトル通りにテレビ時代50年の流行歌を総捲りといっても過言でない作りだった。
ひさしぶりに古き良きTBSの片鱗を見るような思いがした。

それにしても、やっぱり映像ストックでTBSに勝てる放送局はないよなぁ……。
ほんと、報道・ドキュメント以外の番組全部潰して昭和の人気番組を再放送するだけで、TBSは視聴率がずいぶんあがると思うよ。ま、そんな編成は逆立ちしても組めないだろうけれども。