21世紀のスーパーアイドル、まっつーあややがどんどん使い勝手のいいだけのただのタレント化している今日この頃、いかがお過ごしですか。


「テクノマジック歌謡曲」というコンピレーションを近頃よく聞いているのだけれども……。
宍戸留美にびっくりだよお兄さん。なんだ、コレ。そのコンピには「コンビニ天国」と「地球の危機」のに曲が収録されていたんだけれども、いやぁ、まいった。まいったとしかいいようがない。ていうか、なぜ俺は宍戸留美をスルーして来たんだ、おい。
インディーズアイドルになったり、声優になったり、といったその後の話をうっすらと聞いたりとかはしていたけれども―― 大槻ケンヂ著「偶像(アイドル)列伝 オーケンの私はあなたが好きでした」の宍戸留美との対談には驚いた。アイドル残酷物語、としかいいようのない悲惨ながらも笑えるエピソードがてんこもりで――いやあ、こういうアイドルだったんですか。

宍戸留美、むしろこれは今なのほうがアリなんじゃないか。こんな秋葉系オタク直球みたいな、『萌え』そのものみたいな、媚び媚びした作り物そのものですみたいなアイドル。まつーらあやよりも小倉ゆうこりんよりも、宍戸留美ですよ、みなさんっ。
ソニーは今すぐ宍戸留美のベストアルバムを出しなさい。もう命令口調で言っちゃう。だせっつーの。
あ――、アルバム『ドレミファソラシドシシドルミ』が聞きたい。「なぁにがチャゲアスだっ」とか、聞きたいっ。
それにしても
「えへへぇ、これホントはパジャマなんだぁ。でもこうしてこうするとお洋服に見えるでしょう」
って……の、脳がとけるぅぅ。
えへらえへら顔で、またリピートしちゃうわたしなのであった。