福知山線脱線事故


今の時代、鉄道事故でこんな事が起こってしまうのか……。
現段階で死者数50人という。
死者数だけで言えば、2000年日比谷線中目黒の脱線事故、1991年信楽高原鉄道の列車正面衝突事故、さらに1972年の北陸トンネル「急行きたぐに」火災事故、1971年近鉄特急正面衝突事故を凌いでいる。実に1963年の鶴見事故以来の規模ということになる。

現段階では置石?速度超過?などの説があがっている。 ―――福知山線東西線乗り入れ列車は次の停車駅の尼崎で東海道線の普通とホーム対面で連絡をとるのがいつもだから、遅延を取り戻そうと無理な走りをしたのでは、という説にある程度の説得力はあるが、では実際どうだったのか、というのはわからない。


鉄オタとしてちょっとおもったこと。
―――それにしてもあいかわらずマスコミは鉄道の信号システムってのがわかってないなぁ。
「現場のATSは速度オーバーには対応しない古い型だった」とか……。
そもそもATS自体がそういう思想をもって設計されたものじゃないし、とか、お前ATSとATCを一緒にしていないか、とか、ぶつぶつ言いたくなる。
こういうのをオタの戯言と言う。