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「ミュージック・バトン」以降なんか色んなバトンがネット界を跳梁跋扈しているようだが、 三ツ雪柚菜さんからさりげなく「COMIC BATON」なるものをそっと手渡されたので、答えてみる。
■本棚に入ってる漫画単行本の冊数
・1200〜1500冊くらい?
漫画ばっかり買っていた94〜98年頃には漫画購入リストをつくっていた。その段階で1200冊以上あった。そのあと、ちょっと本を処分したり、買い足したりの繰り返しで、まあ、こんなものかな。
■今面白い漫画
ひとまず現在連載中のものということで考えてみる。
・「楽園まであともうちょっと」 今市子
やおいなのにテレビのホームドラマっぽくって面白く、今市子さんの作品では一番好き。人とのつきあいのリアリティーがよくでていると思う。ぐだぐだで成りゆき任せなもんだよね、浮世ってもんは。
■最後に買った漫画
「夢幻の楼閣」 水上シン
「Crimson Wind」 Duo Brand
あー、俺、近頃やおいしか読んでいないな。反省。水上シンはどんどんエロにむかっていて、いかがなものか、と。絵は好きなんだけれどもなぁ。「Crimson Wind」は透理サマのでっかい三つ編みがかぁいかったです。やおいはロン毛だぁっっ。
■よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画
やおい萌えの観点から行くとぶっちゃけ「マージナル」や「海のアリア」の方が私的には上なんだけれども、やっぱり、萩尾望都でひとつとなるとこれしか考えられない。高校〜大学の思春期ど真ん中にこの作品を追っかけてしまったというのもあって、そういう意味でも忘れがたい作品。
「火の鳥」の偉大さは語り継がれているのに、なんでこの作品はわりと手塚作品の中ではスルーの方向なんだろう。不思議。感動の大作なのに……。手塚先生は個人的にさほど好きな絵柄ではないんだけれども(――失礼っ)、そういう萌えやらなんやらといったこちら側のつまらぬ趣向など関係ないほどハイクオリティーで、読ませられてしまう。もう、天才というしか。
・大島弓子の漫画の何か
「綿の国星」以降の大島センセの作品はどれも素晴らしいのでひとつに絞れません。無理。ひとまずここで「ロストハウス」とか何かタイトルを挙げてもいいけれども、日替わりになっちゃう。
・吾妻ひでおの漫画の何か
吾妻ひでおの漫画は「漫画家・吾妻ひでお」というキャラクター込みで楽しむものなので、どれいうのは、無理。実験的な作風もその後の私小説作家のような転落とそれを描いた作品もどれも好きだなあ。不気味くんとかなははとかのた魚とか、キャラクターもキモかわいい感じで愛着を感じますね。
・作品クオリティーでいうと、藤子・F・不二雄のSF短編集。"MY 萌え History"で考えると高河ゆん「アーシアン」(のちはや)。
上位4つは鉄板だけれども、5人目は厳しいなぁ。ひとまず、人に薦める5作目と考えたら藤子・F・不二雄で、「My 萌え」だけとしたら「アーシアン」のちはやということでひとつ。藤子・F・不二雄の真価は「SF短編集」にあると思う。「ドラえもん」も素晴らしいけれども、彼を児童漫画の人と思ったらマジ、火傷するよ。硬質で乾いた浪漫が描ける人でもあるのです。ちはやはもう、萌えの一言で、おっきなリボンがよくお似合いですね、ということで。
■バトンを渡す5名
よーし、パパ、今回は色々と回しちゃうぞぉ。
・TSUKASAさん
・tak-shonaiさん
・ヒスイさん
・びりてぃすさん
・うなぎさん
トラックバックかけないでひっそりと回しますので、面倒くさいならスルーの方向でよろしくお願いします。
日記のネタに困ったら、という感じで。はい。
ということで、みなさん、チェーンメールはお好きですか?
まこりんからの回答でした。