忙しいからといって、更新をサボっているつもりはないのだが、些細な日常をあえて言葉にしてのこすということが、いまのわたしには、なんだかひどくおっくうだ。

気がつくと、2005年も、もう終わりをむかえようとしている。
とはいえ、いまあらためてふりかえって、どうこういえるほど、そんな有意義な1年だったわけでもなく、あぁ、また無駄に年を重ねたなぁ、という虚しさがわたしを襲う。

いつか大人になれば全てが変わるだろうと、無邪気に信じていた幼い日々も遠く、大人になって、けれども大人になりきれず、いまだ何者でもないわたしは、ただ、日々を浪費している。
もうすこしよくなれと、励むでもなく、希うでもなく、ただ、九月の消化試合をつづけている。

わたしは、すべての勝負は終わったものだと、決めつけているのではないか。
それでは、いけない。
できれば、来年は、なにか新しいことをはじめたい。
それがこのサイトにフィードバックされるものなら、いいかもしないけれども、それはいまのわたしには、よくわからない。