◆ Cocco 「音速パンチ」

 とうとうCocco名義でも始動してしまったCocco
 本格的な活動再開するのは、それぞれの事情があってのものだし、とやかく言っても意味のないことだからいわない。とはいえ、個人的には、デビューから活動中止までの「Coccoの物語」があまりにも完成度が高すぎて、新生Coccoに関しては、恐る恐る、というのが正直なところ。シンガーソンガーのアルバムも、正直、びみょーだったしね。
 サビの「錆びついた手で 明かりをともせ」という部分を、「Cocco、第二章スタートの号令」と解釈してもいいけれども、それでいいんだ、よ、ね。と周りの空気を読もうと視線を泳がせる自分がいる。
 3/3のMステのCoccoさんは、昔と変わらない挙動不審なCoccoさんだったけれども……、うーーーん。ともあれ、あのカタカナの詞、あれはなんか椎名林檎っぽな演出過剰で、やめたほうがいいと思う。