眠い。頭いたい。
 でわけで、おうちに帰ってきてそのままお布団へ直行、部屋のあかりをつけることなく横になり目を閉じて、ってそこで、お腹すいた。
 枕もとにあったはずのポテチの袋を手探りで手にして、バリバリ開けて、そのまま目を開けずに半分ぐらいバリボリ食べて、ひといきついて、そのまま墜落睡眠。
 社会人って、つらいね。

 学生の頃、「きっといつか自由になる」と、そう思っていた。
 私の時間と心を食いつぶすさまざまは、すべて綺麗になくなると、そう思っていた。根拠レスで、そう思っていた。
 あの頃の自分にいいたい。
 「無理です。どんどんどーでもいい雑事でがんじがらめになります」
 あー、ニート、いいよなあ。ニート。いまやほとんど憧れですらある。
 なんでうちの親はわたしがニートできるほどの資産がないんだろう。