さよなら、マシュー

◆ 「Matthew's Besthit UV」 終了。

 マシューがとうとうイギリスに帰っちゃった……。
ま、藤井隆がマシューを演じる意味をうしなって久しく、そろそろ終わりの時ではあったろうし、私にとってのマシューも、初期の1年、火曜25時の「Best Hit TV」こそが黄金の時代であって (――あの頃は、妄想と虚言だけで成り立っていた究極の自己完結番組、という感じで、素敵だった)、以下、放送時間を変更し、タイトルを微妙に変更し、と、リニューアルするごとに白銀の時代、青銅の時代、黒鉄の時代へと、なりさがり、ゴールデンに進出する頃にはつまらないゆるゆるすかすかバラエティーとしかいえないものになってしまったわけで、とはいえ、いざおしまいとなると、淋しいなぁ。
 最終回も、5年続いた番組の最終回という感じはまるでない締まりのない作りで、……切ない。
 いくら後番組が藤井隆の番組だからっつってもね、そりゃないでしょ。と、残念がっても、もうマシューは帰ってこない。わたしゃ、日本での放送が許可が降りなかったエログロな新生ベストヒットが見たかったよ……。
 さよなら。I LOVED MATTHEW。


◆ 「大草原の小さな小さなマシュー」

 てわけで、買ったさ、マシュー南のさよなら記念シングル。
 4曲入りCDS+スペシャルDVDで1500円と、チョーお買い得盤――なんだけれども、これCDSはいらないだろ。別に完全版「なれそめ・ジ・エンド」とか、いらんわ。
 特典映像の「Best hit TV」の秘蔵映像――主に深夜時代の彼の勇姿が一番のみどころかと思われ。レイラ、大フューチャリングだし。それにしても、改めてみても、レイラ、きもいなぁ(笑)。好きだけれども。
 あと、歌詞カードの擬似対談。これもクオリティー高いわ。「コラボスクリュー」とか「美保純」とか、「生まれると思ったらそこが分娩室なわけ」とか「マシューは桃を信じるね。桃以外のフルーツを信じきれないといっても過言でない」とか「生命保険のCM。『掛け捨て』っていいたい。あえて『掛け捨て』をアピール」とか、名言連発。
 買い逃した「マシューの真実」もこの際、買っちゃおっかなぁ。てか、深夜時代のDVD、出してくださいな。絶対買うからっっ。