なんかもうどうしたことか、近頃夢がめっぽう面白い。
 佐々木淳子が人間は年を取るほどその分夢が面白くなる、とかなんとかいうていたけれども、いやはや、子供の頃と比べると、妙にストーリー性があって、確かに質があがってます。
 わたしの夢のポイントは、なぜか大して思い入れのない、好きでも嫌いでもない女性タレントがでてくるところ。最近も殺人鬼と化した石田ゆり子に追い掛け回されたり、バスの中で飯島真理になぜか因縁つけられたり。
 いやあ、マジ怖かったね、ゆり子は。追いつめられ追いつめられ、ついに人の仮面を剥ぎ取った時の彼女の豹変っぷりときたらっ。飯島真理は、なんかヒステリックで可哀想な中年のおばさんで、因縁つけられつつも、なあんか不幸そうな人だな、この人、誰か彼女を愛してくれる人いないのかなぁと思ったり、――て、これ全部夢ですよ、夢。
 しかし、そんな中、なぜかっ、なぜか明菜様が出てこないんだよぉーーっっ。と、思っていたら、出て来ましたよ明菜様が。横浜のみなとみらいで偶然に明菜様にばったり会って「ファンです。応援しています」といったら、「(人気のあるこういう場所でいってほしくないなぁ)」みたいなすんごい嫌な顔されて「あぁ、やり方失敗したなぁ」と反省した、って、夢なのに全然夢がねぇよ、自分。これじゃ本当にありそうじゃないか。
 しかし、今あげたみっつの夢、どれも女性と全然いい目にあってないな、自分。これは一体なんの暗示 ?