捻挫した

 今日も元気にお仕事。
 倉庫代わりに使っている部屋をちょっとお片づけ。
 一斗缶を両手に持つ。
 ん、ちょっと重いな。
 ふらりとゆらいだ右足が微妙な段差の上に――。
 ぐりん。
 「痛―――っっ」
 誰もいない部屋で大声。
 思わず飛んだ、五メートルくらい前に飛んだよ。
 でもってその場でうずくまったよ。
 やっちまった。
 右の足首をぐりん、と。
 
 まあ、でもこんなことで休んでいるわけにもいかないし、溜まっている仕事いっぱいあるしな。
 ひとまず座り仕事でもしてちょっと足を休めるべ。
 PCの電源を入れ、プチプチと小一時間ほど、データ管理。
 「さてと、この仕事も終わったし――ちょっと立ち仕事も――」
 と、立ち上がる。
 立ちあがれない。
 ――……。
 ダ、ダメだ。俺の右足首――完全に逝ってる。
 這うようにして救急箱にたどり着き、湿布を貼るもダメだこりゃ。

 てわけで、ほどなく病院直行。
 急患でーーす。
「ひとまずただの捻挫っぽいけれども、レントゲン見るとちょっと不安な部分もあるので、また月曜来てね」
 だって。
 ひとまず生まれてはじめて松葉杖ついます、わたし。
 仕事はひとまず火曜までお休み。
 職場の同僚の皆さん迷惑かけます。ごめんなさい――とさりげに業務連絡。

 しっかし、こんな連休、全然嬉しくないぞっっ。
 どこにもお出かけできないし、家の中で台所やトイレ行くのも、四つんばいで這うように――って、ああ、もうっっ。本読むとか、テレビ見るとか、PC関係いじるとか、それくらいしかできやしない。
 これはサイトの更新しろ、という神のお告げなのかね。まったく。