中森明菜のボーカルで「辻ヶ花浪漫」が聴きたいっっ。
お元気ですかっっ。
唐突だけれども、もし中森明菜が「艶華2」を出すなら、絶対、クレヨン社の「辻ヶ花浪漫」を収録すべきっっ。
――って、なにその歌、そもそもクレヨン社ってアーティスト知らないよ、そもそも演歌なん? というご意見、まず喰らいそうだけれども、ま、確かにクレヨン社は80年代末期のバンドブームのアーティストだし、楽曲自体全然演歌じゃないけれども、まさしくこれ明菜の「艶華」的な楽曲なんだよっっ。
「艶華」ってコンセプトとして、ジャパネスクだったわけやん。西洋から見た日本とその伝統、みたいな。「月華」や「二人静」などのシングルの路線をカバーでやるっていうね。それにベタはまりなんだよ、この「辻ヶ花浪漫」。
藤原定家の短歌をモチーフに、儚いまじないに自らを恋を賭ける江戸時代の遊女の情念と哀感を歌ったという、まさしくこのテーマだけで、ジャパネスクの明菜でしょ。サウンドも、琴や尺八に似せたシンセで、もう完璧ジャパネスク。
これ、偶然、最近聞く機会があったのだけれども、絶対、中森明菜が掘り起こすべき歌。埋もれていい曲じゃないし、誰がカバーするか、といったら、これ、絶対中森明菜。
一途な女の情念が滴っていて、儚く、不幸が似合っていて、それでいて華麗。この条件を満たすのは、今のミュージックシーンで、明菜しかいないでしょ?
「想う人に尽くせないのなら なにが黒髪 なんの化粧」ここ、明菜で聴いてみたいいいっっ。
ちなみにこの「辻ヶ花浪漫」music.jpで210円でDL販売しているので、もしよかったら。
http://pc.music.jp/product/detailartist.aspx?aid=80
試聴も数十秒だけれども、可能。ああ、名曲だなぁ、埋もれさせるにはあまりにも、もったいないなぁ。
※ 追伸。8月以降にいただいたメールフォームの返信アップしました。身に覚えのある方、返信コーナーをどうぞ。