世間で微妙に話題なリメイク「ヤッターマン」だけれども、個人的には、私好きです。
 オープニングの絵が可愛いし、本編は毎度お馴染みのお約束をはじめ、なつかしタツノコキャラのカメオ出演したり、笑いに時事ネタを織り込ませたりと芸細ネタがたくさん。ちびっこもその保護者層も、おっきいお兄さんたちも楽しめるベストなつくりなんじゃかと、世良ちんの主題歌も、うん、わたしゃ許すよ。
 っていうか、夏コミにアイ×ガン本でないかのなあ――と(笑)。
 このリメイク版は二号・上成愛の色ボケっぷりを愉しむ作品だと、わたしは三回分を試聴して断言するね☆ アイちゃんの、可哀想としかいいようのない、ガンちゃんへの暴走する愛、それを愛でる作品だと。
 だからガン×アイでなく、アイ×ガンなのね。アイちゃんは絶対、攻さっ。
 このふたりの、絶妙にバッドチューニンながらも、もう戻れないところまでずっぶずっぶに終わっているところが、ひっじょーにやおいゴゴロを誘うのですよっっ。
 そんなわたしは、第二回、大阪のたこ焼き大食い大会の回で「頑張れ、俺」とダメ男典型の自分応援をしながら必死になってたこ焼きかっ喰らっているガンちゃんに、テーブルに肘ついて微笑みをかけるアイちゃんが激ツボ。
 「いま、女としての喜びかみしめてます」
 っていう、本当にいい顔しているんだよ(笑)。メスの顔だね、アレは。
 ああ、もうこのふたり本当にダメだな。っていうのか実によくわかる1シーンっ。
 てわけで、ギャグ・コメディー風味、エロ少な目のやおいテイスト溢れる二号×一号同人、読みたいぞ、と。
 ちなみにわたしにとって二号×一号の関係性に一番近いCPはとなると、紫龍×星矢になります(笑)。アイちゃんが、あの可哀想な変態激愛ショタ中国男になるのかと、と問われれば、「そう☆」と私は答えるぜっっ。