日本まこりん大賞 2009

「日本まこりん大賞」っていうアホできもい企画を2008年年末にやったのですが、「09年はやらないんですか」というメッセージが届いたのでやります。

まーホント、最近新譜らしい新譜をそんなに買っていないのですが、そんなうまれてこの方ずっとナツメロに生きているまこっちゃんの今年の最終審査通過作品は、中森明菜「Diva」、志方あきこハルモニア」、安室奈美恵「Past<Future」。
3作ともここ数年のキャリアのなかで極めつけという「頂点」を感じる作品だと思うのだけれども、志方さんはまだキャリアが浅くまだまだ今後もチャンスあるだろうし、明菜はもう別格だしそれにどうせまたチャンスがあるだろうし、今まで大賞獲得がなくかつ去年最終候補にあがって大賞落ちした安室ちゃんに大賞あげるのが順当じゃないという脳内審査員の審議によって、安室ちゃん「Past<Future」に決定しました。
おめでとう、全然意味のない賞だけどw
しっかし、過去より未来で選んだのがロンドンブーツの淳ってのは、世間のほとんどが驚いたと思うぞ。どこにボール投げてるんだ、安室ちゃん。
今はとてもいい流れで歌手活動を展開できてるので、12年前のようなことにはなって欲しくないのだけれども。

ちなみにベスト・オブ・ソングス賞は書上奈朋子「My Everything」。って、誰も知らない? 
シンプルなギターのアルペジオとストリングによって描かれる深遠で激しく透徹した愛の歌。
愛欲の激流に飲まれ、身も心もボロボロになるまで汚れ切り裂かれたつがいの二人が、ようやく穏やかな時も岸辺に流れ着き、呆然と四肢を砂地に横たえながら歌ったという、そんな感じの一曲って、どういう表現なんじゃ、とにかくものすんごく心に刺さったのだよ。
書上さんは、今年はリアルな産休活動でおよそ音楽面において活躍が乏しかったのが残念だけれども、とはいえ子作り中だからこそこの曲が出来たのかな。愛の深さが悲しいだけでなく、そこに救いがある。どす黒い闇からひと筋の光を求めてる姿が心に強く響いた。
書上さんは今年の冬からTBCのCFソングを担当しているけど、あれも早くCD化しなしかなっと♪

というわけで、以上まこりん大賞09でした。