生存報告
うん。ほぼ半年たったね。なにがって、ここの更新が途絶えてから。
ただ単に気がのらなかったというのもあるし、現実問題、時間が作れなかったというのもある。過去のテキスト読み返して己の幼稚さに眩暈したというのもある。今更何を語るかとという気持ちもあった。書いたところで所詮2chなどで晒し者になるのが関の山だしね。正味な話、途中からいつまで途絶えさせたままに出来るか、勝負していたところもある。
つまりね、なんか疲れていたのよ、わたしゃ。
人生こういう時もあるやね。
とはいえ、そろそろここも起きだそうかなという頃合。
ところで。
ふと思ったのだけれけど、2010年の百恵ちゃんから始まった「夜のヒットスタジオ」「ザ・ベストテン」のDVDボックスシリーズ、昨年春の明菜の「ベストテン」を最後にリリース途絶えているけれども、もうこれで打ち止めってことなのかな。夜ヒットが半年毎、ベストテンが一年毎のリリースで行ってたのが、今年はひとつもリリース発表来てないってのは、そういうこと? 残念だなー。
なんだかんだいって、このシリーズ何度もみている。BGVにして作業しながらだらだら流すのに最適なんだよね。
とはいえ、他の歌手であと、誰が出せるかと考えると難しいところでもあるのだろうし。
2-3万円という価格設定がそもそもマニア向け商材なわけで、熱狂的ファンがいまだ数千人単位でガッツリいる70-80年代の歌番組をホームとしていた歌手となると、ホントさ、鉄板だなってのはあとは聖子ちゃんくらいだもんなぁ。ま、聖子クラスになると絶対話は行ってるだろうから、たぶん断っているんだろうけれども。ベストテンボックスでは聖子ちゃんモザイク処理だったしの。
オリアル出せるくらいに人気維持していて、こういう企画に乗ってくれそうな歌手ってなると後は郷ひろみと岩崎宏美くらいかなあ。サザン、安全地帯あたりは、うーん、どうだろ。俊ちゃんは、たぶん本人も、作り手も出したいのだろうけれども、ジャニーズだから無理だろうし。
歌手・プロダクション・番組スタッフ、この三者が相思相愛であり、かつ今でも人気がある、このすべてをクリアにしないと成立しない企画ってあたりが、そもそもハードル高いというかね。
ぶっちゃけ、出来る限り全網羅という今のボックス形態でなく、一曲一パターンで、収録時間60-120分、価格3000-4000円、てほうが、手に取りやすいし、いろんな歌手のバージョンの展開もしやすいと思うのだけれども。どうなんだろ。
つまるところ「ゴールデン☆ベスト」の映像版、ってコンセプトね。
2000年にアルフィーが出した「ザ・ベストテン伝説」、アレお手ごろでよかったんだよね。このタイプなら、買い手も気軽にちょっと見てみようかと出来るし、作り手も権利問題でクリアになりやすいものから攻略していけばいいから作りやすいと思うのだけれども。簡略版なら司会者NGもこんなもんかねと気にならないし。
個人的に出て欲しいのは岩崎宏美の「夜ヒット」ボックス、この人は(この人も!?)レコード音源より歌番組での歌唱が断然にいい。声の勢いというかグループ感が全然違う。ぶっちゃけ、レコードの彼女は本領発揮できてない。ハプニングが多かった吉川晃司、夜ヒットスタッフに露骨に贔屓してもらってた郷ひろみもみてみたいな。
夜ヒットって、歌手の贔屓が激しくって、そこが美点でもあり欠点でもあったよね。レコードセールが振るわなくなっても、功労者枠でメイン扱い、みたいな。とはいえその贔屓が納得できるステージングを見せるのがまたかっこよくも小憎かったりして。80年代後半だと、ひろみ・秀樹・布施・ルミ子といったあたりね。
と、だらだら書いたところで、飽きてきたのでまた今度。では。