「情熱大陸」 西原理恵子

昨日のTBS「情熱大陸」は30分間西原理恵子づくし。
半分が漫画家西原の日常。
高須克っちゃんからの迷惑な白熊の敷き物とか、鴨ちゃんの壁蹴った跡とか、家族全員がたむろっている六畳和室とか、雨ざらしなっているアンパンマンの人形とか(これには笑った)、漫画でネタになったそんなこんなを紹介。
二人の娘息子とか実母とかアシスタントの愛ちゃんとかフレームにはいりながらもさりげなく背後狙いや遠景のショットばかりで顔ばれしないようにで上手く編集していました。
もう半分は「できるかな in インド」の取材模様。
インドでのカースト外の存在、第三の性「ヒジュラ」の突撃取材をしていました。
インドにはこんなコミュニティーが何千年も昔から存在するんだぁ、知らなかった。
両性具有者や去勢した男性たちで作られたコミュニティーだそうで、いわゆる新宿2丁目的なコミュニティ―に芸能・祭祀者としての役割がプラスついているってかんじなのかなぁ。
彼らは男娼でもあり、巫女でもある、と。典型的な此岸にいる彼岸の者、聖と卑を兼ね備えた非日常という日常を生きる者、ですね。
太古の悠久がいまでも息づくインドならでは、というか。
それにしても西原はこういった人たちが好きだよなぁ。