すんごくくだらないことなんですが、よくにちゃんねるとかで「うなぎ>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>まこりん」とか、こういう根拠がいまいち不明な不等号を使ったアーティストの比較ってありますよね。あと、Sランク、Aランク、Bランク……なんてランク付けしたり。ナンバーワンよりオンリーワンを目指すまこりんなので、何もそこまで必死になってランク付けするのも、どうよ、って思うわけですが、とはいえ、こういう遊びってのも好きなわたしなわけで、ってわけで、つまりは、そんなことをちょっとやってみました。

えーーと、ですね。CD売上を枚数で計上する「絶対評価」でなく、順位で計算する「相対評価」で計算すると、アーティストのランク付けってどうなるかな、と、ちょっと試してみました。具体的にいうと、オリコン年間チャート1位の楽曲を100点、そこから順位が1下がるごとに点数を1点ずつ下げて、で、100位の曲を1点、って計算。で、それをアーティストごとにまとめる、という。この計算だと、80年代末期や現在のCD・レコード不況時の楽曲の評価が底上げされ、一方CDバブルの90年代の楽曲の評価が落ち着き、より通年で見た時の評価が平準化するかな、と思ったのですね。

で、以下がその結果。ひとまずうちのサイトでもっとも需要のある「80年代にデビューした女性アイドル」で、データは80年から04年まで。

1 松田聖子   2307
2 中森明菜   2244
3 中山美穂   1415
4 小泉今日子  1269
5 工藤静香   1124
6 南野陽子    762
7 WINK      635
8 菊池桃子    539
9 薬師丸ひろ子  513
10 河合奈保子  471
11 斉藤由貴    462
12 浅香唯     458
13 荻野目洋子   431
14 柏原芳恵    324

明菜・聖子がダントツで、倍の差とまではいかないものの、2位から3位との間に800点の差もついているってのは凄いなぁ。で、3〜5位はバーニングトップアイドル三人衆というか、「90年代ドラマタイアップヒット有り」組が近い得点層で並ぶわけだけれども、ここで中山美穂が上にくるというのがなかなか意外。
6位以下は、南野陽子がトップというのもなかなかの健闘。彼女の場合、レコード不況の87〜88年が全盛期ということで、枚数で見るとさほどインパクトがあるようには見えないんだよね。でまあ、500〜400点あたりはどんぐりの背比べで、だらだらと続くわけで。このあたりがトップアイドルの平均的な数字なのかなぁ。

ちなみに、参考記録として他のアーティストをこの計算式で点数を出すとすると、

田原俊彦 1467
近藤真彦 1362
SMAP   1354
・B'z  2815
宇多田ヒカル 1366
安室奈美恵  1105
浜崎あゆみ  2104


やっぱりB'zの点数が凄いのは当たり前としておいて……浜崎あゆみ、点数高っっ。明菜聖子に迫りまくっております。というか今年か来年には多分抜かれる……。一方宇多田さんは、シングル作品のほとんどが年間ベスト20以内にはいるものの、リリース作品が少ないので、いまいち伸びていないよう。

あ、ちなみに、思いつきで慣れないエクセル使って計算したものなので、計算ミスとか、漏れとか、盛りだくさんだと思いますので、そのへんはひとつ。