沢田研二「SONGS」 Part1

7年ぶりのテレビ歌唱。沢田研二の「SONGS」第一回を見る。
まぎれもなくおじぃちゃんなんだけれども、やっぱり沢田研二なのだ。
新曲中心の構成に「ナツメロ歌いにはならない」という気骨もあいかわらず。
2001年からキーボード抜きのサウンドになって、しばらく彼の新曲を聞く事がなくなっていたのだけれども、いつのまにやらキーボードも復活していて、うん、良かった。
「ROCK'N ROLL MARCH」の熱さは相変わらずだし、「わが窮状」のラブアンドピースぶりも相変わらず。「窮状」とは「今の日本の窮状」であり「第9条」でもある。
苦しい今だからこそ、大切なこの9条守っていこう、という憲法第9条の直球讃歌というのも、凄いな。この年齢だからこそ衒いもなく出来るのかな、という感じがする。
タイトルの駄洒落は「湯屋さん」→「(内田)裕也さん」「Rock 黄 Wind」→「六甲おろし」とこれまたいつものジュリー。
つまりジュリーはジュリーなのだ、ということを再認識したのであった。ニューアルバムもまた聴いてみようかな。